家づくりを始める人へ


家づくりは、とても大きなお金が動きます。
しかしその内訳をチェックすることは、シロウトの施主では困難です。
見積の内訳だけでなく、建物の性能や品質などもチェックが必要です。
そこで、プロの業者とシロウトの施主との間に入って交渉役を果たす「エージェント(代理人)」が
求められるようになって来ました。
従来、このような仕事をしていたのは『宅地建物取引主任』です。
不動産会社に所属し、土地や建物の取引に対して相談に応じるプロです。
しかし、注文住宅の事、「設計」や「施工」に関しては、必ずしもプロの知識や経験を持ち合わせているわけではありません。ましてや設計者や施工者をコントロールする存在にはなり得ていないのです。
耐震強度偽装問題を始めとした数々の欠陥住宅も、不動産販売会社などの宅建主任が介在しているケースがほとんどです。しかし、基本的に「売ること」が業務なので、チェックはおざなりとなりがちで
「売らない」という選択肢はないのです。
このような業界で仕事をしていた人たちの中で、「本当にこんな事を続けていていいのだろうか?」と
疑問を持つ人たちが出てきました。
そんな人たちが、消費者のエージェントを目指し起業し始めたのです。
エージェントとは
インターネットの普及と検索エンジンの精度向上で、ネット上でも数多くの事例やサービスを知る事が出来るようになりました。
よって、企業に都合のいい情報だけを流せる時代ではありません。
時代です。
しかし、消費者エージェントでも、まだ施主がプロと渡り合うには十分
ではありません。家づくり計画の一部分だけ専門家のサポートを受けて
いるに過ぎません。
新築の検査を行なう「インスペクション」は、信頼できるサービスが
いくつか登場しています。しかし、その他の分野では、まだ課題が多く残っているようです。
代理店という発想
エージェントは特定分野の専門家で、タフな精神と交渉力を持ったプロという
イメージがあります。頼りになる存在ですが、あくまで「個人」の専門家です。
一方、「エージェンシー」は組織になります。広告代理店の東急エージェンシー
や旅行代理店の日本旅行(ニッポン・トラベル・エージェンシー)などです。
代理店の仕事は、専門化,多様化した業界や業者を取りまとめ、依頼者の
意向を汲んで、手配を行う専門サービスです。
依頼者が直接手配することも出来ますが、代理店を通したほうが
スムーズで、しかも安く済むことがほとんどです。
旅行の手配を考えても同じです。
以前は団体旅行が旅行代理店の得意分野でしたが、個人の旅行や出張なども、旅行代理店に任せる
人が増えてきました。特に海外旅行などは、旅行代理店に任せるほうが安心で、しかも安く済みます。
現地でのトラブルでも「ヘルプデスク」などがありますので、いざというとき頼りになります。
広告代理店も同じですね。
単にラジオやテレビといった広告媒体の販売代理ではなく、広告物の制作やイベントの企画など、
効果ある施策を効率よく手配していきます。広告代理店や旅行代理店は、生保や損保などの代理店
などと異なり、特定企業に縛られていないということがポイントです。
従来の住宅業界でも、各社施主の要望に基づいて対応をしてきました。顧客満足度を高め、施主の
ニーズに応えるべく努力してきた企業もたくさんあります。それは、旅行業界で言えばリゾートホテルや
老舗旅館などの宿泊施設、鉄道やバス会社、航空会社などの交通機関、輸送機関などです。
広告業界で言えば、放送局や新聞社などの媒体側、グラフィックデザイナーや印刷会社といった
制作側の組織です。

それぞれの企業は、良心的で評判の高い仕事をしているかも知れません。
また、サービスの質は高いのに一般相場よりも安い企業があるかも
知れません。
しかし、知名度がなければ、お客様に選んでくれません。業界では知名度が
あるのに、一般消費者には知られていない存在がたくさんあるのです。
そんな企業と、ユーザーを結び付ける存在が「代理店」です。
住宅業界には、埋もれた優良企業がたくさんあります。
大手でなくても、どんな田舎の小さな工務店でも、1棟の家を完成させることは出来るのです。
チラシやポスターなどの印刷物を、小さな印刷屋さんがつくることができるように・・・
また、ユーザーにとって普段慣れていない「手配」を、一人で行なうのは不安がいっぱいでしょう。
初めて付合う業者に連絡し、見積を取ったり、資料を取寄せても、比較する判断材料も乏しく、
決め手が見つかりません。
こんな時、家づくりに関しても代理店のような存在があれば便利です。業者側の料金体系やレベル
対応力などを知っているので、お客さんの要望に応えるいくつかの選択肢を用意することが出来ます。
ひとつの企業やサービスだけでなく、ケースによって違う提案ができるのです。
業者側に、対応の悪さや、要望レベルとのギャップがあれば、改善の要求をし、業者の指導や育成を
していくのも代理店の役目です。一向に改善されず、低いレベルの業者は使わないようになります。
優良な業者を発掘する「目利き」と、コストやクオリティのバランスを調整する「マネジメント」の役割を
担っているのです。
コンストラクション・マネージメント
現在いくつか提供されている設計者主導の『CM=分離発注』は、グラフィックデザイナーが印刷物制作
のサポートをしているようなものです。確かに自らデザインを手掛け、印刷屋さんも知っているでしょう。
発注者が、紹介された印刷屋に直接印刷原稿を持ち込み、依頼は可能です。
しかし、デザイナーはどうしても、出来上がった成果物の「作品性」のほうを重視しがちです。デザインをしながら全体のマネージメントまで行うのは難しいのです。しかも、「印刷屋さんを紹介するから、
直接契約したほうが安くなるよ!」といっておいて、デザイン料とは別に紹介料を依頼者からもらう
デザイナーはいないと思います。せいぜい「お礼」のレベルでしょう。
それが、工事費の10%くらいになってきたら・・・(-_-;)
しかも、印刷ミスがあってもデザイナーだから責任は取りません。
印刷屋さんに直接発注したあなた自身の責任で、印刷屋さんと交渉するのです。
設計者主導のCMのイメージが湧きましたか?
そこで、弊社では本来の「マネージメント=管理」に特化したサービスのほうがいいだろうと考えました。
印刷業界で言えば、デザイナーがマネジメントをするのではなく、プロデューサーという専門職が、
全体のマネージメントを行なっていくのです。あるいはディレクターと呼ばれる専門職が、制作の統括を
行ないます。
アートディレクターといった「デザイナー出身のディレクター」もいますが、基本的には自らはデザインを
せず、マネージメントに専念します。デザイナーやコピーライターなどに指示をし、顧客の要望に応える
成果物を、予算内・納期内に収めるのが業務です。これを住宅業界に焼き直したのが、弊社が運営している『住宅CMサービス』です。
住宅建設プロジェクト全体のマネージメントを行なう専門サービスの登場です。
サービス対象エリア
【千葉市】
千葉市美浜区、花見川区、稲毛区、若葉区、緑区
【その他市部】
銚子市、佐原市、成田市、佐倉市、東金市、八日市場市、旭市、四街道市、八街市、富里市
【郡部】
山武郡、香取郡、海上郡、匝瑳郡、印旛郡(酒々井町)
